そのお悩み「入れ歯の調整」で解決できるかも
皆さんこんにちは。
鹿児島市電新屋敷駅より徒歩3分、武之橋駅より徒歩5分の【さな歯科クリニック】です。
入れ歯を使っていて、トラブルやお悩みを抱えていらっしゃる方も少なくありません。
今回は、よく聞かれるトラブルと、その解決方法をご紹介していきます。
入れ歯が外れないようにするためには、入れ歯が歯ぐきにしっかりくっついていなくてはなりません。しかし、あまりしっかりつきすぎてしまうと、唇や頬、舌などが自由に動く余裕がなくなり、動かすたびに入れ歯に圧力がかるので痛みを感じてしまいます。
入れ歯のベース部分には患者さまのお口の形によって適正なラインがあり、そのラインにあった形でないと痛みが生じてしまうのです。
また、入れ歯の人工歯の噛み合せが合っていないと、痛みを感じる原因になります。
入れ歯を製作する際には、患者さまのお口の形、歯の大きさや形、噛みぐせなどを考慮する必要があります。そこが狂ってしまうと、うまくものが噛めない、歯ぐきに触れるなどして、痛みが出ます。
入れ歯装着時に話しづらくなるのは、入れ歯の高さや上あごの形が合っていないこと、入れ歯に慣れていないことなどが原因です。
歯の部分が高すぎると、サ行やタ行が発音しづらくなり、上あごの入れ歯の土台部分が高すぎたり厚すぎたりすると、ラ行が発音しづらくなります。
この悩みを解消するためには、患者さまに合った入れ歯の高さや上あごの形を正確に計算して入れ歯を製作することが必要です。
入れ歯が外れてしまうのは、痛みが生じる時と同様に、入れ歯のベースとなる部分の形が適切ではない、人工歯の噛み合わせが合っていないことが原因です。
たとえば、歯ぐきに対して入れ歯のベースが大きすぎると、歯ぐきと入れ歯のベースの間に隙間ができて外れやすくなります。
この場合も、お口の形に合った入れ歯を製作することが必要です。
入れ歯のお手入れが不十分だと、口臭が発生しやすくなります。
入れ歯は天然歯よりも汚れが付着しやすくなり、細菌が増殖しやすい環境になりやすいため、口臭が起きやすいのです。そのため、入れ歯とお口のお手入れをしっかりと行うことが大切です。
とくに、入れ歯の内側のくぼみ、歯と歯の間、バネのまわり、入り組んだ形の部分は入れ歯に汚れが残りやすいので、注意して掃除しましょう。
また、入れ歯の材料にはさまざまな種類があり、材料によっては、材質がやわらかくて吸水性があり、唾液や細菌がしみこみやすくなるため、吸収されたにおいは口臭の原因につながります。
これを防ぐには、臭いや汚れの付着しにくい材料を使った入れ歯を選択することもひとつの方法です。
入れ歯のトラブルを防ぐには、まずはご自分のお口にしっかりと合った入れ歯を製作することが大切です。
また、どんな精密に入れ歯を作ったとしても、お口の環境は時間が経つと変化してきますので、こまめに調整していく必要があります。
もし入れ歯が合わないと感じたら、他の歯科医院で作った入れ歯でも調整してもらえますので、我慢せずにすぐに歯科医院へ相談してみましょう。